創業者の想い ~2×4工法と「Gentle&Honest」~
今から約50年前、欧米では主流の工法である2×4工法を知った時、私は素晴らしい工法だと思いました。柱と梁で支える日本の在来軸組工法とは違い、壁で支えるため地震に強く、木造でありながら大空間をつくることができることや、若い職人たちが努力次第で活躍できること、また限られた資材で合理的に建てられることなどが、これからの日本の家づくりに大きなメリットをもたらすと感じたのです。
その後日本では、ある種の知識不足から、粗悪品の建材を使用した2×4住宅が出回り、「やはり伝統的な在来工法が一番」と言われる事態も招きました。しかし2×4も2×4で、欧米の伝統文化に培われた技術であり、工法そのものに何の問題があるものではありません。その証拠に現在では年間10万戸が日本で建築されるようになっています。
私はこの2×4工法の家を間違いのない技術によって施工し、さらにそこに輸入住宅を通して得たデザインセンスとコーディネート力を加えて、お施主様が「こんな家に住んでみたい」と思い描いていらっしゃることを、見事に形にしてみせることが、私たちの使命だと感じています。
そして、当社では「Gentle & Honest」を旨としています。志の高いお施主様をお迎えするには当然「Gentle(素直)」でなければなりませんし、長いお付き合いを望むならば「Honest(正直)」でなくてはなりません。これは、お施主様のためだけではなく、私たちが家づくりとして誇り高くあるために、ぜひとも必要な心構えです。
社員や職人、携わるスタッフまで含めてそんな同じ思いを共有してくれていると信じています。
株式会社ウエストビルド 「Ideal Home」 創業者 甲谷 三夫 Mitsuo Kabutoya