山住 真之 自己紹介へ

木が教えてくれたこと

2016/11/01(火) 日々のことすべて

こんばんは。年々にぎやかになるハロウィンに置いてきぼりにされている山住です。気がつくと今日から11月。今年も残すところあと二ヶ月となり、パワー全開で公私ともに充実させたいと思います!

晩秋の一日。朝からトンカントンカンと何やら作業をしている音が!作業場に行くと、大工のまっちゃんが枕木を加工していました。ノコギリを入れた枕木にノミを入れて溝を掘ること暫(しば)し。

ガシガシ…ガシガシ、…ガシガシ…ガシガシ



こんなにキレイに仕上がりました。


一仕事終えると、また次の仕事へ。神戸市垂水区で工事が進むYさま邸の庭に生えていた柿の木。お亡くなりになられたお父さまが植えられた柿の木。それを椅子に加工してお使いになります。長い間ご家族を見守ってきた柿の木に命が宿っているようで神々しさを感じました。木は地面から離れても、この先まだ何十年も歴史を刻んでいくのです。



木を削り、木に新しい命を吹き込む鑿(ノミ)。長年使い込まれ歯先が磨り減っています。床にそのまま置かないほど、大切にしている相棒なんでしょうね。



余談ですが…

まっちゃんの車のシフトレバーも木(なんとカリン)!!「昔造ったテーブルの端材を削り、磨き、油を塗り込んだ」ものだそうです。数字を入れなかったら車検が通らなかったんだとか(笑)。木とまっちゃんの温かさが伝わってくるエピソードですね。


木に年輪があるように、人間にも年輪があります。毎日の暮らしを一生懸命に過ごすこと。その積み重ねがいずれ年輪となり太い幹をつくります。ローマは一日にして成らず。線路にあった枕木、思い出の柿の木、艶が出たカリンが11月最初の日にワタシに教えてくれました。少し肌寒い晩秋の一日のこと。久しぶりに綴ってみました。またボチボチと更新する…と思います。あらためてよろしくお願いいたします。

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