Gentle&Honest ー 「素直で正直に」。

 Gentle & Honest— 「素直で正直に」。
Ideal Home(アイディールホーム)のスタッフにとって、自分たちのすべての行動の指針となる言葉です。

術者のプライド

創業者の甲谷三夫は、関西で初めて輸入住宅の展示場がつくられ、2×4工法が紹介された1990年代、技術的な責任者として多くの現場を指導しました。日本の伝統的な建築技法とは全く違う、西洋の風土や文化から生み出された建築技術を、正しく日本に伝えることに必死だった甲谷にとって、それを上手に商売として売るといった考えは二の次、三の次でした。

ところが徐々に2×4工法が浸透し始めると、日本の気候や性質に合わない輸入建材が乱用され、利益優先の建築が行われるようになりました。技術者としての矜持からその状況を許せなかった甲谷は、誰恥じることのない家づくりをしようと、1998年自ら会社を設立します。それが『ウエストビルド』という会社の始まりでした。


文住宅部門「Ideal Home」の誕生

甲谷の技術と輸入住宅に関する豊富な知識を見込んで、会社には多くの新築・リフォームの依頼が舞い込みました。ほとんどのお施主様が海外経験を持ち、西洋建築にも長けた方たち。設立メンバーである岩城勝彦、中山真由美らは多くのお施主様に鍛えられ、実践の中で専門知識を身につけていきました。

また突出した技量を持っていた大工たちが、ウエストビルドの専属大工として協力してくれたこともウエストビルドに対する信用を揺るぎないものにしました。
こうして限られたお客様のために、ジョージアンスタイル、コロニアルスタイル・コンテンポラリースタイルなどの邸宅をフルオーダーで新築したり、リフォームしたりする日々が続きました。充実感もやりがいもあり、そのまま少人数で、少ない棟数をこなしていくという選択肢もありました。しかし一方で、「もっと多くの人を対象に、より良い住宅を届けたい」という思いが頭をもたげます。そして2007年、ウエストビルドの注文住宅部門として『Ideal Home(アイディールホーム)』を立ち上げました。

そして技術者としてのプライドは引継がれ、技術部マネージャーの岩城を筆頭に現場監督そして、お客様の大切な家を建築させて頂く大工は、ツーバイフォー工法に長け、造作技術力に優れた職人たち。お施主様を思い家づくりが出来る専属大工が携わります。設計図通りに作るのが基本ですが、職人としての意見、技術的アドバイスを出し、現場においても“より良いものをつくる”の精神で家づくりに取り組んでいます。

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