森田 雅弘 自己紹介へ

お客様のアンティーク建具

公開日:2025/12/28(日) 更新日:2025/12/28(日) 造作家具

ご無沙汰しております。森田です。

今年も無事、仕事を終えることができました。

印象に残った現場の工事の一つをご紹介します。

D様邸のアンティークの建具のつり込み工事、

 

こちらは折れ戸として使用されていたアンティークドアをトイレドアに設置。上部の曲線が特徴的なデザイン、建具の厚みが少し薄かったので、こちらは少し加工させて頂き取付けさせていただきました。

全てのドアをアンティークドアにされたDさま。中には、オーク材で重量感のあるアイアン装飾がついた建具は、建具屋さんと二人で持たないと動かせないドアも。

担いで外に出して加工後、仮に取り付けてみると、アンティークですので、直角が出ていなくて、枠との隙間が小さい所と大きい所があり

もう一度外して再調整、直角を出すために丸ノコでカット、また、オーク材の硬いこと、ビスの下穴をあけるの煙が出てきました。

少し埋木を足して、再つり込み、アンティークだけに失敗したらどうしようかと心配していましたが、無事つり込み成功!

また、お客様の希望のこのアンティーク建具のラッチ、部品が足りなかったりと色々ありましたが、ご希望通り何とか使えるようにとりつけて、

お客様も大喜びで喜んでくれました。

また、アンティークの物入れ建具を加工して、内部建具に使用しり、アンティーク家具を加工した手洗いキャビネット

100年前のアンティーク家具が・・・

D様らしい家が出来たと思います。

そして、今年最後の引き渡しが無事にできました。

来年もよろしくお願い致します。