上野山 茉莉 自己紹介へ

受け継がれる住まいの話 ―暮らしと住まいの相続ノート②―

公開日:2026/05/22(金) 更新日:2026/05/22(金) すべて

「実家を残したい」と「売却したい」

相続で起こりやすい兄弟間トラブルとは?

不動産相続で特に多いのが、“実家をどうするのか”という問題です。

例えば、

  • 親と同居していた子どもは住み続けたい
  • 離れて暮らしている兄弟は売却して現金化したい
  • 管理負担を考えて処分したい
  • 思い出があるから残したい

など、それぞれ立場によって考え方が変わります。

実際に、不動産相続では
「不公平感」がトラブルの原因になるケースが少なくありません。

私が先日受講した講習の事例でも、

長女が親と同居しており、実家を相続したい。
一方で兄弟は「法定相続分に見合う金額を受け取りたい」と希望し、代償金を巡って話し合いが難航するケースが紹介されていました。

この時によく出てくるのが、

「代償分割」

という考え方です。

これは、

「一人が不動産を取得する代わりに、他の相続人へ金銭を支払って調整する方法」

のことです。

ただ、不動産の価格が高いほど、代償金も大きくなります。

そのため、

  • 住み続けたいけれど支払いが難しい
  • ローンを組まなければならない
  • 売却せざるを得ない

というケースも少なくありません。

また、不動産は“価格の考え方”でも意見が分かれます。

  • 路線価
  • 査定価格
  • 市場価格

など、評価方法によって金額が変わるためです。

だからこそ大切なのは、

「相続が起きてから考える」ではなく、

「少しずつ家族間で話をしておく」

ことなのだと思います。

このような話は
「まだ早い気がする」
「なんとなく話しづらい」
「お金の話になるので切り出しにくい」と感じられる方も多いと思います。

ただ最近では、

・実家のリフォームや建て替え
・2世帯住宅への検討
・親御さんの住み替え

などをきっかけいに、
ご家族ですこしずつ将来について話されるケースも増えているように感じます。

家は、単なる資産ではなく、
家族の思い出や暮らしが詰まった場所です。

だからこそ、“数字だけでは整理できない想い”が生まれます。

「相続のために話す」というより、
”これからどうくらしていくか”を話す延長線上に、住まいや相続の話があるのかもしれません。
これからの暮らし方や、住まいをどう引き継いでいくのかという視点を大切にしながら、家づくりやリノベーションのご相談をお受けしています。

 

次回は、2024年から始まった相続陶器の義務化とは?です。

 

 

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