上野山 茉莉 自己紹介へ

輸入建具を取入れたマンションリノベーション♪

2019/04/26(金) すべて

最長で10連休!!のゴールデンウィークが始まりました。

 皆さまいかがお過ごしでしょうか?

IdealHomeでは、日ごろ忙しくお家の事を考える時間がなかなか取れない方と、ちょっとゆっくりできるこの連休中にお会いさせて頂ければと、相談会を開催しております(^^)/お気軽にお問合せ下さい。

 

先週は、この休暇中に新居にお引越し♪のN様邸マンションリフォームのお引渡しでした。

問い合わせ頂く1年以上前からInstagramをみて思いを温めて下さっていた奥様。どのテイストのお家をみてもどれも可愛い♪この会社にリフォームをお願いしたい!!と家づくりのタイミングでご連絡下さいました。

リフォーム前の部屋はL字型の対面キッチンですが、吊戸があり、開口も小さく閉鎖的なイメージのキッチン。ペットを飼われたいたこともあり壁や床には傷も多数見受けられ、当初はこの部屋で良かったのだろうか???と不安があったそうです。そんな空間が、解体され壁も何もなくなった時に、ここから新しく生まれ変わるのか~と不安から、新しくできる空間にワクワク感が芽生えたそうです。

Before写真

 

リノベーション前のキッチンはこちら。

濃いブラウンの扉、対面キッチンだけど吊戸が圧迫感があり暗い雰囲気。

 

 リノベーション後のキッチン☆

明るく白い扉の、すっきりとしたトリプルIHキッチン。床はタイル調の塩ビタイルを貼りました。

 

 キッチン背面の造作食器棚。ゴミ箱収納スペースもつくりました。

 

そして 生まれ変わったリビングダイニング♪

無垢の床、漆喰壁のLD空間がコチラ(^^)/明るく、漆喰壁が心地よい空間に☆ドアは木製と、HDF製の輸入ドアを採用。

輸入建具は、リノベーションでもご採用頂く事が多くあります。

実はこの輸入建具は、住宅の長寿命化がうたわれている今の時代にとても合っている建具なんです。

これは、先日受けたセミナーでいつもお世話になっているW氏が話をされていた事で、弊社の中山・岩城もよく言ってますが、

欧米の住宅は年数を経るごとに住宅の資産価値は高まるという考え方があり、定期的なメンテナンスやリノベーションを行い手を加え、親から子へと代々受け継がれ住み続けられます。

”ドア一枚、入替えたい!”となった時に対応しやすいよう、規格サイズ、デザインも各メーカー統一されており、何十年、何百年と昔から変わらずに使い続けられています。

いつの時代も使えるようにと、サイズ・デザインが変わらないという事が、日本と違うところ。

日本の建具は規格サイズが数年前のものと変わっていることはもちろん、各メーカー毎でサイズが違い開口サイズが合わない、そして廃盤となり色柄が合わない、昔選んだお気に入りのデザインがないという事が起こりえます。サイズや色が合わないという事は、少し手を加えたいとなった時、木製ならドアと丁番等の入れ替えで済むところが、ドアの枠から入替、時には開口を大きくしたり、ドアを特注したりと費用が余分に発生することも考えられます。

これからの住宅は長寿命化を求められています。サッシの性能、断熱材を良くし、エネルギー効率のよい家 づくりもいいですが、長く住みやすくメンテナンスのしやすさも忘れてはいけないところです。

木製建具は、お住まい頂く環境により反ったり、膨らんだり、手を加えて頂かないといけないこともありますが、対応しやすく合理的に考えられているものです。

せっかくのマイホームで、夢を叶えたい部分と、長いで目で見た時どこにコストをかけるのかバランスも難しい所ですが、後悔のない家づくりをして頂けるようご提案していきたいと思います。

 

 

こちらは、先日受けたセミナーの1ページ。

いつも輸入建材の仕入れでお世話になっているW氏です。

 改めて輸入建材の奥深さを感じたセミナーでした。