草川 直子 自己紹介へ

ZEHとこれからの住まい

2016/06/07(火) すべて家づくりのこと

こんにちは!スタッフ草川です。

先日からスタッフみんなでZEHについて勉強をしております。

今朝も取引先の営業担当の方にお越しいただいて、2時間ほどZEHについてご相談をさせて頂きました。

 

「ZEHってなに?」

そう思われた方も多いはず。

ZEH(ゼッチ)=Net Zero Energy House とは、お家で消費するエネルギー創るエネルギーのプラスマイナスを″0”にすることを目指した住まいのこと。

具体的には、断熱性能を上げる」「太陽光パネルを取り付ける」「HEMS(エネルギー制御システム)を設置する」などの仕様を盛り込むことで、プラスマイナス0、もしくは0に近づけることを目指しましょう!という取組みです。

 

ZEH住宅の促進に関しては、現段階で【2020年には新築住宅の過半数をZEHに】という政府のロードマップがつくられていて、2016年度は1戸あたり125万円という国からの補助金も用意されています。

 

最初にこの話を聞いた時、

「2020年には新築の半分をZEHに、ってそんな急に言われても。。」というのが本音でした(笑)

だって、太陽光パネルを取り付けるだけでもコストのかかることなのに、今から4年後には新築の半数を太陽光をのせた省エネ性能の高い家にしないといけないなんて、家を建てようと考えている人にとっては大きな負担ですよね。

 

でも、この唐突に感じる住宅のZEH化は、刻々と進む地球温暖化に対する国のエネルギー施策の一環なんだそうです。4月からスタートした電力自由化も、このあたりに絡んでいます。

 

今日の取引先の方のお話によると、「2060年には世界は海に沈んでしまう」という説もあるそうです。怖いですね。

 世界が沈むにしても沈まないにしても、地球の未来のためにはCO2を減らさないといけない。

CO2を減らすためには日々のエネルギー消費をもっともっと抑えないといけない。

そのためにこれからの住まいはどうなっていくべきなのか。

 

きっとこれから数年で、住宅業界は大きく変わっていくんだろうな。

そんな空気を実感している今日この頃です。

 

さて!きっとこの記事をここまで読んでくださった方は、ZEHに関心のある方だと思います。

今年は"ZEH元年”と呼ばれていて、関西では多くの工務店がまだ準備段階という状態です。

しかし、来年以降はZEH化に向けた動きがより活発になっていくと思われます。

「ZEH住宅を建てたい」と考えられていらっしゃるお客様が、これから安心して家づくりを進めて頂けるように、弊社でもZEH住宅の補助金申請ができる【ZEHビルダー】としての登録をすることにいたしました。

現在資料を熟読中です。登録が完了しましたらまたHPなどでお知らせしますね!

 

そして!いよいよ今週末に迫っている堺市での構造見学会。

(写真は昨年に開催した箕面市での構造見学会の様子です)

 

地震に強い2×4工法の構造と、吹付断熱や樹脂サッシなど「Ideal Homeの家の断熱性が高いワケ」を建築中のお家で確認して頂けます。

ZEHに関する展示もする予定ですので、これから家を建てたいな~と思われている方はぜひお越しくださいね♪