草川 直子 自己紹介へ

北海道から届くラブレター

2016/10/27(木) すべて日々のこと

こんにちは、スタッフ草川です。

今日は私が最近通勤中に読んでいる本のご紹介です。

 

 

じゃん!

 ※実は、運悪く今日は本を忘れて来てしまったので、上の画像はネットから拝借していますm(__)m

 

同じく建築の仕事に就いている大学の同級生が「お気に入りの本」としてFacebookにあげているのを見て、気になったので私も読んでみることにしました。

 

この本の著者は中村好文さんという東京在住の建築家さんです。

中村さんがどんな建築家さんかというと、例えば新国立競技場などの大規模な公共建築ではなく、住宅や別荘などの住まいを専門に設計されている方だそうです。

特に『小屋』に対しての思い入れが強いということで、ご自身の別荘としても小屋を建てられているそうですが、素朴で飾り気のないデザインが中村さんの建物の特徴のようです。

 

で、本の中身ですが、この中村さんの元に北海道の真狩村在住のパン職人さんから「パン小屋を建ててほしい」という依頼の手紙が届いたことから始まります。

その後、初回訪問から現地調査、プラン提案、着工、上棟・・・という建築の道のりが中村さんと、中村さんの建物が大好きなパン職人の神(じん)さんとの手紙のやりとりによって読み進められていく、という本です。

 

 途中の手紙のやりとりには、施主と建築家とのそれぞれの思いがぶつかるシーンもあり、読みながら日々お客様と向き合い続けているIdeal Homeの営業担当者の顔が思い浮かびました。笑

真剣だからこそ、伝え方に悩みながらも必要な時にはぶつからないといけないんですよね。

 

 

山あり谷ありを乗り越えて、新しいパン屋さんづくりがどうなったのか・・・!

 

ひとつの建物を建てるまでの苦労と喜びの深さが伝わってくる本です。

 

本屋さんに行くとついつい「あ、あれも!」「これも!」と手が伸びてしまう読書の秋。(そして積ん読。)

皆さまも忙しい日々の息抜きに一冊いかがですか?(^^)/

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