中山 真由美 自己紹介へ

憧れの木製造作キャビネット~キッチン編~

2023/02/25(土) 家づくり造作家具

こんばんは!

Ideal Home中山真由美です。

いつもブログをお読み下さり、ありがとうございます。

今日は久しぶりに、設計&コーディネートのお話しをさせていただこうと思います!
そしてご紹介のお話しは、皆さま憧れの「造作キャビネット~キッチン編~」です。
キッチンや食器棚、対面収納、洗面化粧台、TVボードetc.

Ideal Homeでは様々な生活空間内のキャビネットを大工さん手づくりで、それぞれのお家にぴったりと設計した造作家具をご提案しております。
今日は昨年にお引き渡しをしました、箕面市Nさま邸からのご紹介です。

海外での暮らしをされていたNさまのお家のテーマは「English Cottage House」イギリスの片田舎のお家でした。
温かみのある素材で屋根や外壁も仕上げたいご希望もありましたが、なかなか日本では法的規制やコストの事もあり、外観は木質感と色合いでその雰囲気を、インテリアのテイストは、木XBrickXEarth Colorでお家全体をコーディネートされたNさま邸でした。

半独立型のキッチンは設計時からのご希望で
・L型キッチンであること
・シンク前は大きなシンメトリーの窓でお庭が見えるように
・見せると隠すをバランスよく楽しむキッチンデザインに
・だから家電製品もキャビネット扉内に収納
・木のカウンターと自然な色合いのグリーンの扉
・火をおこすところは暖炉である仕上げの名残りから、コンロ前はレンガ(Brick)で
・床は温かみのあるテラコッタカラーのタイル
・シンクはもちろん厚みのあるKOHLER社のホーロータイプ

このような具体的なご希望をいただき、3500x2600のL型キッチンが設計されました。

塗装カラーは何度か色を悩みましたが、最終的にはNさまもコーディネーターも納得をしたこのカラーに。

そしてカウンターは木をご希望されましたが、水廻りのお手入れは楽に済ませたいな!というご希望から木目調の人工大理石を採用しました。

強度もあり、水にも安心。そして木の温もりが出ており、Nさま始めみんな大満足です!

と、こんな風にキッチンをオリジナルに設計していく造作キッチン。

細かなお話しまでは出来ていませんが、カウンタートップの高さや収納キャビネットの内寸やレンジフードが手が届きやすい高さ、一種換気にこだわったNさま邸ですからレンジフードも同時給排気型。そして、大事な扉材の框のデザインは?と、決めることはたくさんあります。

「わー私にはできない・・・!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そこは設計、コーディネーターがしっかりとヒアリングし、まとめさせて頂きますので大丈夫!

イメージされるものがその通りに出来上がっていく打ち合わせ過程で一番大切なことは。

こんなイメージで仕上げたいと「あなたの好き」を教えてくださることです。

商品が溢れんばかりに検索できるWeb、SNSの時代。あまりにそれを追いすぎるとご自身が何をされたいのかを見失ってしまうことが多々ありますし疲れてしまいます。そんなに頑張らなくても良いので、「あなたの好き」を私たちににお話しください。
そこをしっかりとつかみ取ることが私たちに出来れば、必ず素敵なご提案ができます。

そして、このようなNさま邸のあったかい造作キッチンが出来上がりました。

 

きっと今日も、美味しいお料理でご家族皆さま、団らんを楽しまれていると思います。